日程かな?
極寒の為、不安になってきた。なにが不安って、毛布一枚でこの冬を乗り越えられるかという、至極無駄な目標の達成が…。あまりの寒さに、睡眠時間が減って来る。ものの2時間ぐらいで体が冷えて意識が戻るという、遭難とは逆のパターンだ。やはり、ホットカーペットにスイッチを入れるべきだろうか?いや、まだ雪降ってないしな。
さて、この寒い中、行われていた『トヨタカップジャパン2005』 で優勝を飾ったのは、熱帯気候ブラジリアンのサンパウロFCだった。ある意味、順当な結果。リーグ戦とCLを戦いつつ、トヨタカップを戦ったリヴァプールは、クリスマスまであと3・4戦控えているらしい。元々、去年のCL優勝は、奇跡に近い逆転劇や猛攻を凌ぎ続けた結果の末に手にしたもので、ベストな状態でなければ南米のチームにはねえ?
まあ、サンパウロの方は、大会賞金もさることながら、選手たちの【 就職活動 】という大切なイベントも兼ねているので、モチベーションの高さは、全員ジェラード並だっただろう。
もちろん、近年の形骸化したトヨタカップと違って、一応は第一回世界クラブチャンピオンシップという建前や、亡くなった監督ベニテスの父の為に勝利を飾りたかったのだろうが、サンパウロの動きは凄かった。あんなに寒かったのに、絶えず動いてる選手が何人も…。
ただ、「地球一はサンパウロFC」なんて言葉は、虚しく響いていましたね。FIFAランキング上位に入る国の代表の、しかもレギュラーメンバーの大半が欧州クラブに在籍している。サッカー選手の最大輸出国であるブラジルに至っては、欧州どころか優秀な選手はアジアにさえ、その多くを放出している。むしろ、南米が最弱候補であっても、おかしくないくらいなのに、スゲーな南米…。
ホント、南米のサクセスストーリーってのは、警官になるかサッカー選手になるか誘拐して身代金を取れるか、ってもんなんでしょうねえ?