サッカーライフ２

たぶん面白くねえだろうな。難しいよな、この手のゲームを面白くするのは。
なんて考えながら、よくゲームを買う。結局１・２日で飽きて、せいぜいもう１日やるかやらないか、なんて散財をよくやってしまう・・・。その癖、食費をやたら切り詰めたりもするんだけどね。一月５千円とかいうバカな真似をしたことがあるくらいに。

サッカーライフ2

サッカー好きとしての義務感か、「なんと登場選手は実名で３０００人以上」という謳い文句に騙されようとしたのか、なんら迷うことなく散財に走った。
このゲームは、初っ端からムカつかせてくれた。メモリーカード使用量２３２０KB以上・・・。メモリーカード８MBに対してそこまで領域を使わなきゃいけない理由が、プレイしても見当たらない。同じ系統で多くの要領を食ってしまう【サカつく０４】だって７８８KBだ。セーブデータを扱う為だけのメモリーカードは、３０００円もする。まあ大人だからどーってことないが、これを買う子供のこと考えて、もう１MBは削るべきでしょう？どうせ全選手・全チームの状況を記録してるんだろうけどね、アホみたいにさ。
初めに、５カ国から１カ国選択して、選択した国のトレセンにて選手を金銭で獲得する。で、獲得した選手で欧州のリーグを渡り歩きながら、その選手の育成や人生を体験する、ってのがこのゲームの内容だ。
しかし、いきなり違和感が・・・。トレセンが契約金を払うって、なにさ？若手の育成の機関なのに、１５〜１８の選手を金で引っ張ってくるって不健全だよ。そして買われちまった哀れな選手たちは、サッカーをやる限り、年俸の１割をトレセンに収め続けなければならない。そんなサッカーライフなんてFUCKだ・・・。しかも、日本のトレセンを選択したのに、１千万しか金がない。実名で３０００人以上でてくるはずのサッカーゲームなのに、一千万クラスって各ポジションの下から２番目までの架空選手だけだ。
で、獲得したそのヘボイ選手は、４年くらいベンチ外、もしくはベンチという、なんでこんな選手に金払ってるの？ってくらいしか出場できない。４年で年俸は７百万くらいになっていたが、トレセンには計２百万くらいしか入ってないので、４年間トレセンはやることなし・・・。
まあ、このヘボイ選手でチマチマ稼いで、少しずついい選手獲って行って、あまたのタイトルを手にするんだろうな。なんて予測していた。
しかし、試合に出れるようになると、そんな予想は吹っ飛ばされる。もう、下から２番目の選手ってことを忘れたんだろうか？ってくらい伸びる能力値。止まない移籍オファー。しかも自分から移籍要望も出せるので、２４歳にして名門ビアモンテ（ユベントス）に移籍。即レギュラー、イタリアカップ・イタリアリーグ優勝！そして、連覇。翌年キャプテンに任命され、欧州クラブリーグチャンピオンに輝き、欧州ベストイレブン！フェアプレイ賞！欧州最優秀選手！なにより、隠れ優秀賞である世界最優秀選手に！
俺うめ〜、って言うよりさ。もう目指すもんがなくなったよ・・・。どーしてくれるんだよ、下から２番目の選手の癖にさ・・・。「なんと登場選手は実名で３０００人以上」ってゲームは、なんと１名で終了した。

あとトレセンじゃなくて、エージェント会社にして欲しかった。ライバルの金持ち欧州エージェントとかに「サッカーの中心は欧州ですからね。サッカー後進国の島国さん」とか罵られて、選手横取りされたりしたかったよ。金持ちになったら、「働かないからGNP低いんだよ、泥棒国家さん」とか言って、ベッカムとか横取りできたりね。