僕だけ興味がないのか?

「野口さん宇宙へ!スペースシャトルの耐熱タイルのすき間から、セラミック材がはみ出す!」なんて報道が、毎日のようにされる。うん。そりゃあ、大変だあ・・・。
『日本人宇宙飛行士』って言葉が、みんな大好きなのかな?それとも、NASA大好き国家なのか日本は?僕は、毛利さんとかいうオジサンがスペースシャトルに搭乗した時だって、なんら興味はなかったが、野口さんって誰だよ・・・。向井さんってオバサンもいたけど、3人とも風貌が宇宙飛行士っていうか、どこぞの中学校の職員室で呑気にお茶飲んでそうな先生方に似てると思う。
最近の子供たちの将来の夢だが、昨年はプロ野球選手がサッカー選手を抜いて1位に返り咲いた、らしいけど、宇宙飛行士も上位にいるのだろうか?ちなみに、大工が1位なんて時もあったよね。手に職つければ、食いっぱくれないとかいう理由で。サラリーマンを父に持つ家庭のお子さん達が、そういう考えを植え付けられてるんだろうけど、偏見だよ。職人さんは、ちょっと不景気になっただけで単価は下がるし、仕事はなくなる。もちろん、体が思うように動かなくなると、リストラっていうか、捨てるように追い払われ職にあぶれてしまうことが多い。建物建てるのに、ゼネコン-1次-メーカー-下請け-孫受け(職人さんの会社)なんてのがザラだし、もっと間を挟んでお金を抜かれたりもする。お金を抜いてるのが、大工を夢に掲げた子供の親だったりすることは、少なくないかもしれない。
話がそれてしまったが、僕が子供時代に抱いた宇宙飛行士のイメージってのは、月に着陸して旗もってフワフワ跳ね回る若くて頑強なハンサムガイズだった。自分たちが大人になる頃には、少なくとも火星とかには降り立って「やはり宇宙人は存在した!」とか眉間にしわを寄せて語ってくれるものだと思っていた。
しかし、アレだよ。人の良さそうなおっさんおばさんが、宇宙服のコスプレして大気圏突破したら、体育教師みたいなラフな格好でクルクルクルクル船内中を漂ってる・・・。なにしてんの???なんか有益な実験とかしてるんだろうけど、さっぱりだ。今回は、宇宙に修理しに行ったんだ、ってことはわかる。そして、毛利さんは宇宙で『銀河鉄道999』の曲をかけたり、野口さんは『となりのトトロ』のコアな曲をかけたりしている。宇宙飛行士=アニソンマニアか?
彼らのような日本人宇宙飛行士が輩出され続ければ、子供たちの将来の夢からは宇宙飛行士が駆逐されそうな気がする・・・。宇宙飛行っていうか、地球周辺浮遊だしね。