東アジアサッカー選手権終了

田中達也が5日にケガ。彼の逆境は終わっていなかったか・・・。
「田中は怪我したし、中澤もスタメンじゃないから、見る価値ないっしょ?しかも実況、角澤だって!外で飲もうぜ!」などと、ゴンザレス・ポチ(友人?)が口にした。実際、東アジア選手権に対する日本サッカー協会のウエイトは、テストマッチに毛が生えたようなものだ。だが、新メンバーのプレイは、目にしておきたい。それに、角澤照治アナだって、かなりの苦情・批判を受けているらしいので、良くなっていると予想した(酷かった!「何としても、この試合は勝たなければいけないとジーコ監督は述べてました!!!」とか叫んでたけど、どこにも載ってないぜ・・・)。なにより、ゴンザレス・ポチがグァム旅行に行ってきたらしいので、彼の意見は全部却下することになっている。
よって、ライバル韓国(日本が圧倒的に負けているので、向こうはライバル視していないかと)との試合を観戦することにした。そして結果は、日本が1−0で勝利。今回に限っては、韓国がフェアであった。
むしろ、日韓戦に対して悪質なレフェリングをさせれば良かったのに、なぜか中立気味な審判団・・・。北朝鮮に優勝させたくて(今日、中国に負けたけど)、息のかかった審判団を用意してなかったのか?それとも、現韓国代表監督がかなり不評だからどーでも良かったのだろうか?そうか、アレか!韓中戦のどーしようもないレフェリングか!なるほどね。
北朝鮮代表VS日本代表の試合は、「ここ、韓国だよね?北朝鮮じゃないよね?」って言いたくなるほど、北朝鮮に有利な判定や、北朝鮮のための時間稼ぎが目立った。そして、同日行われた韓中戦では、「さすが韓国!」という言葉が飛び交ったであろうジャッジが下されたようだ。なにせ、終わってみれば中国のメンバーが8人になっていた。サッカーって11人でやるもんだよね?しかも、6分で退場になったFWガオ・リンなんて、次の日本戦出場してるし・・・。
そう、直前の試合で退場処分を受けた選手は、次の試合は出られない。でも、ガオ・リンは、次の日本戦のスターティングメンバー。早い話が、「韓国戦の退場は、誤審なんで、出ていいっすよ!」ってこと(普通ありえないからね)。もちろん、韓中戦の結果は、誤審があっても引き分けのままです。また、そのガオ・リンが日本戦で「足つった!足つった!」って3分くらい、時間稼ぎ。それに、2回目に足をつった時、たまらずジーコは選手を代えた。選手交代の間に、治療をしてもらうためだ。だが、交代完了後も、ガオ・リンはピッチの中で「足痛い!足痛い!」って苦しんでいた。すなわち、ずっと担架が来なかったんですよ・・・。大会運営の韓国は、たぶんお詫びとして、中国の時間稼ぎに協力してました。ってことにしておいてやるけどさ。ぺっ。
そんなこんなな、韓国開催の東アジアサッカー選手権大会だったけど、新召集メンバーの実力が示された収穫のある大会であった。【不思議アウェイ状態+海外組み召集なし】で、2位で終われたのも悪くない。「北朝鮮は格下。中国も格下。ホンジュラスも当然格下」なんて言う人は多いけど、あくまで「ベストメンバーの日本代表ならば、だいたい勝てるだろう」っていう意見に代えて頂きたい。そりゃあ、ここ最近はずいぶん強くなったよ。中村がいれば、勝率も大したもんですよ。でもさ、中村なしで、普段一緒に試合してないメンバーが、そんなに強いもんでもないでしょ?負けてもしょーがないじゃん。そんなことより、いい試合を見せてもらった方が良くない?キリンカップや、東アジアのチャンピオンなんて、そんなに大事じゃないよ。
いやあ、でも、中澤佑二は良く決めてくれました。北朝鮮戦のミスで叩かれてたもんね。「素人でもやらない!身体能力だけ!」だってさ?DFは一つのミスで、狂ったように叩かれるけどね。でも【アジアカップ優勝の影のMVP】【2004年JリーグMVP】の中澤佑二によくもそんなことを。しかも、長期の怪我明けなんだぜ?考慮しろよな・・・。
中澤のゴールのおかげで、ホスト国の韓国は最下位。おかげで韓国は、次の東アジアサッカー選手権のシード権を失ったとさ(めでたし、めでたし)。でも、中澤叩く人たちよ、僕と一緒に中田ヒデを叩きませんか?4年以上、リーグでロクに活躍してない選手なんだから、アリだと思いません?