ドラマ1時間は長い

この前、友達と飲んでいると「女王の教室、お前なら楽しめるよっ!なあ?」とか何とか言われた。そいつの彼女も「うんうん!」だってさ。
見たよ・・・。俺がロリコンってこと?いや、ペドフィリアとでも言いたいのか???次に飲むときは、レアなアンティークものとかいう ラク インテリアが、一つ二つホンモノのガラクタになっていることを覚悟しておいてくれたまえ。
他の話をぜんぜん見てないからよくわからんけど、女王って黒服着たオバチャンのことで、黒魔術とかも使えない。なんか、ただの意地悪な先生らしかった。
内容をダラダラ書くと,
先生が財布を盗んだ女の子を密告者として使ってた所、クラスの大半の子が、その現場を目撃してしまった。そして、教室に戻った女の子を「裏切り者っ」「最低!」「最悪ぅ〜」「アンビリィ〜バヴォゥ!」って罵る。
そして、つま弾きにされた女の子は「私が焼却炉で財布を焼こうとしたときに、あんたが止めたから、こんなことになったのよっ!」と主人公らしいロリコンにはたまらない顔をした女の子(俺は、グッと来ないからね)に怒りをぶつけ逃走。
なぜか放課後、ロリコンにはグッとくる顔の女の子が密告者の捜索を開始する。しかし、捜索隊を編成して密告者を発見した頃には、密告者は教室に灯油をまいていた・・・。しかも、「教室があるからいけないのよ!」と100円ライターをつける密告者。「皆心配してるのよ」とばかりにクラスの皆がワラワラと現る。
でも、「ごめんなさい」なんて謝るわけでもない密告者の前に、黒服の意地悪先生が現れる。いきなり、意地悪先生に対して「あんたが悪いのよ!」と、もう誰にでもキレまくる【ゲーム脳】密告者。「断らなかった、アナタは悪くないのっ!?」とやっぱりキレる意地悪先生。
結果、密告者マジギレ。「ホントにつけるよわよ!」と言いつつ、ライター再点火、でもガスが切れる・・・。仕方がないので、密告者はとても人を殺せそうもない小さなカッターを取り出し、意地悪先生を斬り付ける!学園ドラマで殺陣が繰り広げられるが、意地悪が胸元を斬り付けられ、昔の傷が露になる。意地悪の肩から胸にかけて、侍に斬られたような傷跡が・・・。そして、わざわざカッターの刃の方を、素手で受け止める意地悪。泣き崩れる、密告者。
で、なぜか翌朝・・・。学校に行きたくない密告者は、ベッドから出てこない。密告者の母も「塾さえ行ってればいいのよ」と学力至上主義だ。そんな中、庭に忍び込んだ、対ロリコン兵器の主人公が、もの凄く可愛くない気持ち悪い動きで「行こうよぉぅー、学校行こうよぉぅー」っていう手招きだかなんだかわからない不思議な踊りを展開。こうして、密告者と対ロリコン兵器連合は学校に向かうのだが、そこにクラスの皆が現れ合流。そして、仲良く学校へと向かいましたのさ。

うーん、長いね・・・。一時間分、書くと長いよ。しかし、「アンビリィ〜バヴォゥ!」っていう斬新な非難の仕方には驚いたね。あと、灯油を撒いても許されるところが、さすが『女王の教室』と呼ばれるだけはある、なんでもアリな空間だったよ。
しかし、このドラマ、ぜんぜん子供が子供の会話しないんだよね。悪口か「ありがとう」か「ごめん」くらいだよ。友達の家族のシーンなんかもなかったし。どぎついテーマは用意してるようなんだけど、ちゃんと話ができあがってないならドラマなんか作んなきゃいいのに。演出家とか「子供嫌いなんじゃない?」って言いたくなるほど、子役には変な動きしかさせないところも、子供をますますエイリアンみたいな存在にして、とてもダメダメです。