人気復活は困難だよね

今日PRIDEがあったらしい。GP予選は全部見てきたのに、決勝だけ見逃した・・・。ヘビー級は、ヒョードル(太め系アグレッシブ)。ミドル級は、ショーグン(踏みつけ&エグイ押さえ込み)。まあ、いいけどね。最近は、PRIDE・K−1ともに期待の新星の出現が、以前と比べて激減して、なんか出来レースが多いから。小池栄子の解説を聞かなきゃいけない理由もわかんないし、三宅アナは自己陶酔しっぱなし。高田さんは、「すごい!強い!」ばっか。オープニングで登場する高島彩アナの表情が、エライムカつく・・・。「私って、可愛いでしょ?うふふふふ」的な表情連発で『めざましテレビ』見れなくなったよ。
PRIDE・K−1の人気頭打ちが少々心配だが、野球は相当ヤバイ。8月の平均視聴率は7%前半。8/17に至っては、5.0%・・・。 「めざましテレビ」の6月月間平均視聴率が12.8%。ヤバイよね。どっちも、見ないけど、プロ野球放送の在り方っていうのは、変化して行ってしまうだろうね。
僕は、Jリーグ3年目〜98年のフランスワールドカップ惨敗までは、ほとんど日本のサッカー中継を見なかった。高校サッカーなどは欠かさず見たものの、実力の伴なわない日本人選手たちへの優遇ぶりや、調子に乗りまくる態度に辟易した。ヤラセ的な試合もあったしね。例外的に鹿島アントラーズへ超法規的に入団させられた、レオナルド(ブラジル代表:鹿島→サンジェルマン→ACミラン)やジョルジーニョ(ブラジル代表:バイエル・ミュンヘン→鹿島)の中継は、食い入るように観戦した。当時、DF井原のことを当然のように『アジアの壁』とか報じてたのは、ホントお笑い種だったね。アジアの強豪に入れるかどうかの日本代表が、アジアを代表する選手の如く形容されていたなんて、おこがましいよ。
サッカー以外のスポーツと言えば、当然、プロ野球を目にする機会が増える。もちろん、代表戦以外のサッカー中継は視聴率が悪いので、ほとんど見れないが。サッカーとは比べ物にならないほど、野球のシステムは複雑だ。よって、選択肢も多い。1球における勝負が繰り広げられ、その都度、作戦を練ることが出来るので、監督の責任が極めて重大なスポーツとも言えるだろう。
もちろん、多くのスポーツと同様に、シーズン前の選手獲得が、最もその後の勝率を決定する要素ではある。だが、打順一つ取っても、走れる選手をどこに置いて、送れる選手をどう配置するか?という監督の選択で、得点率が変わってくる。守備シフトや選手毎の守備範囲だけでも、ピッチャーの防御率は変化している。特にサッカーなどと違って、一芸だけでは控え要因にしかなれないスポーツでもある。打てるだけ、とか走れるだけではダメなのだ。走攻守の最低ラインの確保ができなければ、多大な能力を要求される。そして、何より、【勝負しない】という選択肢のあるスポーツだ。ありえないよね。フォアボールって、凄いよ。「ロナウジジーニョ止められないんで、2回PK蹴ってください」ってお願いして、シュート後、ロナウジーニョにレッドカード退場!みたいなルールってないじゃん。削って、カード貰うことしか出来ない。
まあ、野球は凄いってことはわかってるし、高校野球も人気があるってことは、野球は充分楽しめるスポーツなんだと思う。しかし、視聴率の低迷を打破する案は思いつかない。「160キロ出たら160万円プレゼント」なんて、途方も無くどうしようもない企画まで出る始末だからね・・・。TBS野球中継やめろよ。なら、クイズ・ヤキュネリアとか作って、全問正解なら1億円配れ。
基本的に巨人戦しかやらないのに、巨人の野球は、ほんとにつまらなく感じる。松井がいなくなったのはデカイけど、3番ローズ・4番小久保・5番清原という試合を目にした時は、さすがに悲しくなったよ。華であるクリーンナップが、全部トレード組。なにより、元パリーグ・・・。ジャイアンツどころか、彼らの活躍で、セリーグ自体を否定された気分になったよ。そりゃ、巨人に来るピッチャーは抑え切れないさ。強打者は守備範囲狭いから。
フットサルならぬフットボール・・・。ああ、フットボールじゃ、サッカーか。ヤッキュ・サルとか作らないと、今後はプロ野球がマイナースポーツに落ち込むかもよ。少子化の加速で、野球やるメンバーなんて揃わないんだからさ。あと、プロ野球連盟で、少年野球場とか提供したり、大会を盛んに行わないと少年たちはボール一個でできるサッカーに流れることでしょう。あと、パワプロとかにも資金提供なり選手協力しといた方がいいよ。ヴァーチャルでも、野球ファンは獲得できるからねえ。大変だな、野球の未来って。