ハードロックな世界観

『夏風邪は治りにくい』そんな定説だか、シャクティーパットだかなんだかわからない言葉を、僕も身を持って実感中である。高熱が出てるってわけでもないし、とりわけウィルスが強力ってわけでもないようだが、もう2・3日引きずっていくような気がする。
自室を高気温空間にしているとは言え、夏の間に培った、暑いのウザイ,涼しさ歓迎,ちょっと寒くても爽快,濃ゆい顔出入り禁止、などなどの価値観が、体を温めようとする意思を阻害する。布団を掛けると、モノの30分ほどで、「暑ちい、死ぬ」ってことで布団から出てしまい→「やっぱ冷たい飲み物と扇風機は、文明の最先端だよ。クーラーのリモコンなんて一生見つからなくてもいいさ」→「寒いね。でも、この寒さもアリなところが、やっぱ夏なんだよね」→「寒すぎる。吐くよ。飛行中の鳥人間コンテスト人力飛行機は、俺の逆流物によって、最初に着水するよ」などとホザくほど、より体調を悪化させてしまう…。
しかし、今回のボエウィルスだけど、俺の場合は、扁桃腺を腫らさせる効果が高いらしい。喉周りの210°くらいが、腫れ上がって、唾を飲むのも痛いです。
こういう時、体が弱かった少年時代をノスタルジックに思い出すもので、重めの小児喘息→風邪→喘息復活→扁桃腺による高熱→また喘息?、といった病気リサイクル体験の記憶が溢れ出し、憂鬱な気分になってしまう。『童の頃は、童なり』などという言葉通り、あの頃の自分はどこかへ消え去ってしまって、どこか他人事のようにしか感じ取れない部分も多いが、良く耐えてたんだねえ。今日の僕は、しょっぼい扁桃腺の腫れだけど、咳なんて絶対したくないからね。想像するだけで、激痛モノですわ。
熱があっても、ダラダラ日記書けるんだから、「健康だよお前!」って突っ込みを入れたい人、正解です。そして、死ねばいいのに!(なんとなく)。でも、けっこう元気になって来たな。なにせ、借り物(?)の『Feeder』とか『Bell&Sebastian 』とかがハードロックっていうか、デスメタル風に聴こえるんだよね。なんか、頭にギンギンに響いて、「まさにRockだぜ!」って感じです。あはは。