淡白系純愛映画?

頭痛いっす。仕事、はかどらないっす。借りた『絢爛舞踏祭』とかいうゲームの楽しみ方も、さっぱりわからないっす。何か、船沈没させまくって、その合間に、女の子落としまくる、っていうゲームなの?1ヶ月ちょっとで、100機近く沈没させて、軽いハーレム状態にしてみたけど、何が楽しいんだろうか…。
しかし、13歳の女の子を昼寝に誘って、一緒に寝る、って犯罪じゃないの?「大人技能が1上がりました」とかメッセージが出てくるけど、エロスだけが大人の技能じゃないよね。年間のボーナス計算とか、老後の預金とか、学資保険とか、それこそが大人技能です!
すでに、何書いてるのかわかんなくなって来たけど、『黄泉がえり』とかいう映画をTVで見た。療養中じゃなかったら、とても耐えられない展開と、狂ったように挿し込まれるCMにウンザリして、リモコン投げてただろうね…。

黄泉がえり [DVD]

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「所詮、原作がマンガだしな」とか思って、期待もせずに女友達と観に行った『サトラレ』なんかは、予想に反して偉く感動した。というか、僕だけ目が赤かった…。まあ、いいや、そんな思い出は忘れてしまおう…。しかし、『黄泉がえり』は小説が原作のクセに、ダメなマンガが原作のような映画だった。
元々、小説を読んだ人からの評判があまり良くなかった『黄泉がえり』だが、不評だった「淡白すぎる」という声に納得してしまう展開だった。なんか、軽過ぎるよね。死んだ人間が、突然帰って来るんだぜ?なんで数日たったぐらいで(翌日かもしれないが)、ごく普通に一緒に生活できんのさ?あらゆる親戚集めて、盛大に祝おうよ。日本全国で騒ぎまくって、大勢で遺骨抱えて『黄泉がえり』区域に殺到しようよ。報道管制を突き破って、お昼のワイドショーとかが暴走して、一人の蘇った子供とかに独占インタビューしようよ。
何で帰ってこれたのかもわかんないし、死後の世界にも触れない。ましてや、臨終の間際の回想すら、語りか電話の回想で済ます始末…。いくらなんでも、死に際ぐらいは、回想シーンを入れまくり、派手な音楽をあてまくるべきじゃないの?最もドラマチックでしょう?人一人が死ぬってことは、周りの人々や本人の後悔とか諸々の思いが、様々な角度から溢れ出す瞬間なんだからさ。
草薙&竹内(力じゃない方)のヨタ恋話もナヨナヨナヨナヨ、終いにゃ『シックスセンス』オチが…。柴咲コウのライブシーンも異常に長いしさ。3曲も歌ったでしょ?その間、シンセサイザー役の人を、「これでもか、これでもかっ!」ってくらい映像の中心において、「これですよ、こういうことなんですよぅ!」っていうオチを用意してくれてたしね。
サヨナラのシーンも淡白だったね。余韻も少ない。TV放映だからカットされてたとしても、凄く、アレだった…。あと、自殺したイジメられっ子(色男)が、登校するシーンがあったけどさあ…。死んでまで、学校行くの嫌がった子を登校させちゃダメでしょ、お母さん?「死ね。KILL。キモイ!」とか書いてある死んだ子の机を、そのままにしてちゃダメでしょ、先生?「ごめん、死んで悪かった」とか先に謝るなよ!イジメられっ子!!!それだけは、違う。断じて間違ってるよ!