バッシングから暖かい眼差し

 「ディープインパクトが、またまた大記録!」ってスポーツコーナーで言われてもねえ…。2へえ、って感じ?競馬ファンならずとも、『菊花賞』には興味がある、って、ないよね???「単勝でも、なんと1倍でした!」とか騒いで、凄さをアピールしてるけど、ギャンブルでしょ?20歳未満や学生は購入しちゃいかんのでしょ?PTAとか教育委員会とか、ギャンブルには寛容なのかな。僕らの中学時代は、G1レースの度に、『G1カンパ』とか言って、取りやすい奴らから租税を徴収して、電話で券を買ってましたとさ。買った金は俺らのモノ、勝った金も俺らのモノ…。
 さて、「またまた、あの議員が」なんて毎回取り上げられる杉村太蔵議員だが、最近のTVコメンテーターや隣に座る有名議員なんかが、随分と彼に対して寛容な態度を見せ始めている。もちろん、叩いて叩いて→持ち上げといて→どん底に落とす!っていうパターンは、メディアのお家芸ではある。しかし、どん底まで叩き落したはずの太蔵くんへの擁護運動は、しばらく続きそうで、少し不安な気持ちになる。
 一時期、「妊娠させた婚約女性を中絶させた上に、捨てた」という報道が加熱した。その報道に対する杉村議員の応答が、「すいません。すいません。急いでいるんで」などの、【はぐらかし】っていうか【ごまかし】ですらなく…、ただの【逃亡】…。当然、「20歳の時の若気の至り」なんて言葉で許せるような行為ではない。議員になってからだろうが、なる前だろうが、人間的に最低だよね。「仕送りが止められるから別れた」、なんて普通の思考回路の人間ならありえない行為だよ。高校の時から付き合ってたらしいから、行きずりで出来ちまったわけでもあるまいに…。
 「若い力で、頑張って欲しい」とか「最近は頑張ってる」なんてコメントがコメンテーターから向けられてくるが、「パキスタンのみなさん元気を出してください。日本は パキスタンを応援してます!」なんて発言をする彼の姿は、どうみても電波系に見えるよね?有楽町で行きかう人々(パキスタン人いないだろ)に向けて、パキスタンの皆さんの応援をする奴なんて、初めて見たよ…。「日本は」って発言自体、「何様だよお前」って感じです。
 そんな太蔵様だが、応援演説の際は、「どうもヒラリーマンです!」なんてフロントトークを所有していらっしゃるご様子。まず、現状役職のないサラリーマンに対する侮蔑発言だが、それは置いておいて、実は太蔵様って時給1600円の派遣社員(自称パシリ)だったんだよね。今夏から正社員なんだって。議員になっちゃったから、慌てて『ドイツ証券会社』が社員にしてくれたのかどうかは知らないけど、「社員歴1・2ヶ月でヒラリーマン議員、なんてホザくんじゃねーよ!」って感じですわ。
 そろそろ、ヒラリーマン歴 < 議員歴 となるご様子の太蔵様ですが、くれぐれも「ニートの星」(あくまで彼の自称)なんてなって欲しくないもんです。ホント、4年で1億以上もらえるんだから、その辺で満足して、こっそりと議員生活を終えて欲しい。そうすれば、日本を代表するバカの一人を、海外メディアに晒さずにすむでしょうにね…。