明日でないにしろ、きっと我が身も

 またファイルが開かないバグが…。こういう時、ニッチモサッチモって言葉を使うんだろうね。バージョン戻したら、わけわからんくなって前より壊して、「そおーっいいいっ!!!」って叫びながら、人の頭に出来たてのラーメンをかぶせたくなるんだよね。わかる。わかるぜ、うすた京介
 そんな苦悩のセンチメンタルなマイ・マインド・コントロールの中にあって、巨像15体目を破壊してしまった。それ以上やると、またゲームでも人生でも道に迷ってしまうので、プレステ2ごと片付けておいたさ…。なんか中学生みたいだよね?
 中学生状態で、いたく傷心の僕に、旧友から電話があった。「彼女と別れたんだけどさー。飲まない?」とかなんとかグダグダ。「2年ぶり?いやーでも、今、死にそうだから無理」と答えると「いや、3年だって、オレその頃は、まだ付き合ってたからさ」なんて返された。別れて2年たって、「彼女と別れたから」とか聞かされてもなあ…。
 まあ、やんわり断って、次の機会に飲むことで話は終わった。でも、彼はもう33・4なんだよね。しかも、フリーター。職歴は、宅配のみ…。うーん、人ごとながら、まずいな…。そんな宅配マニアと付き合ってたのは、今年で22・3のルックスの良い子だ(頭悪いけど)。気立ても良かったし、「結婚したいかなー」なんてダメ男との結婚もありな、スタイルも良い子だった(頭悪いけど)。さすがに、その子に捨てられたら、友人は一生独身なんて立場になるんだろうから、ちょっかい出さなかったけど…。こんなことになるならなあ。いや、あったんだよね、チャンスはさあ。
 大魚を逃した気分になったから、旧友たちに電話してみることにした。予想通り、「マジでえ!?なんだよ、オレが行っときゃ良かったよ」とか「なんだよ!電番教えてよ、電番!」とか…、「やっぱかあ〜。オレもさあ。二人で温泉行こうとかシャレで言ったら、軽くOKっぽかったんだよねえ。マジか〜」などなど。もちろん、彼女は、電番替えて幸せにやっているらしいけどね。
 とにかく、彼女が出来たら、あいつらと親しくするのは、もうやめておこう!