高すぎて不幸な人も多い

 あー、終わんねー!何か燃え尽きたよ。「萌え〜」ってくらい、燃え尽きたよ。もし、僕が喫煙者だったとしたら、今頃すべての仕様書は灰塵と化してるね。関係ないけど、中高の時に理科の実験で使用させられるバーナーに点火するのが、いつも恐ろしかったよ。ジャンケンで負けたヤツが点火するんだけど、いっつもガスの出力を最大にして放置してさ…。蛍光灯とか真っ黒にしたりしてね。「危ないんでやめなさい!!!」とか激怒するんなら、もっと最大値の低いやつにすれば良かったのにね。アルコールランプで充分な実験まで、バーナー使ったりするからカーテン焼いたり天井焼いたりするんだよ。消化訓練には、なったけどね。
 そういや、去年とかもやってた『新IQテスト』とかいう番組をチョロっと見たけど、今回のホリエモンのIQは98だったね。「だから、僕、そんなに高くないですよ。普通ですよ」とか何とか言ってたけど、120出した番組とはキャラ変わってましたよ。調子がいい時は調子に乗って、悪い時には謙虚に。うーん、それが普通か…。
 しかし、途中から見たんでアレだけど、IQっていうか新IQだから、そんなに参考にならない問題が多かった気がする。10秒ルールだし、たぶん前回見てる人は似たようなパターンから得点を上げられるだろうし、なにより若者有利。2時間以上の出題を、CM挟みながらやられると集中力が持ちませんよ、お年寄りは。
 しかも、出題時の演出や映像も凄くカラフルで見やすいが、長々やられると疲れやすくなるでしょ?様々な問題に対して、特定の解法のみで解き続ける人間が高いIQなのか、それぞれの例題に沿った解法である程度正解できる人間がIQが高いのかも良くわからない。僕は、最後の50問くらい見たけど、集中力が残ってたので40点ぐらいだった。例題に沿った解法を使ってたら、せいぜい20点がいい所だと思う…。映像ごと記憶なんてできないので、映像を記号化したり、名称を略して散らばせたりと。ちゃんとしたテストなら、IQ100も行かないだろうね。
 まあ、『脳内サプリ』だかなんだかのIQとか『サルヂエ』の一般人の正解率何%などの、「できなきゃヤバい」って番組じゃないのは、とても良いところだと思います。「〜に向いてるかもしれない」っていうまとめも、随分とまともな発想だったのではないかと。【 平均以下じゃないのか?コンテスト 】みたいな番組がもたらすものって、劣等感ばかりだと思う。