ミニバブルなんかじゃない!だって

 やっぱ、寒い…。パソコン打ってるそばから、指が冷たくなって行く。年末の旅行で、ハワイやグァムが人気なのもわかる気がする。でも、どうせならロシア行きたいよ。しかも、シベリア。「強制収用された人は、Tシャツ一枚で過ごしてらしいからオレも!」なんてハイテンションで騒いで、2時間ぐらいで凍死するね!彼らは、放置するね!いやー、参った参った。
 さて、凍死と言えば、最近の株式だけど、バブリーだよね?知らない間に、1万5千円突破どころか、1万6千円に達するかも知れないんだってさ。「ただ、これはバブルの時と違って、利回りや投資家の質が違います」なんてことを、経済報道番組が煽っていた。
 まず、投資家の質だが、「ジュンチャン大勝でぇ、エンヤスぅだから買い、なのデェスゥ〜」っていう外国人と「今日もネットで儲けたい!」って言うデイトレーダーを中心とする個人投資家が大半な模様。だから、機関投資家よりも社会に与える影響は確かに小さくて済む、ってことでしょうね。彼らが大損した所で、破産するのは銀行じゃないから。
 で、利回りだけど、バブル期の0.03%とか0.05%などと違って、1.07%とか1.24%などと言われている様子。正直良くわからない所もあるけど、まあ、保有していれば、お得っちゃお得なんでしょうね?
 でも、PERが22倍だよ?やばくない?バブル期は、50〜60倍って言われてたらしいけど、1株当たり利益に対して22倍も株式が買われているんだから、中身の薄い紙切れでしょう?なんか、株券から泡っぽいのが出ている気がしないのかな?真っ赤な三菱自動車が値を戻してきてるけど、反発してていいのか…。なんかいろいろ、あるんだろうけどさあ。
 まあ、株価が好調だと含み益が出る銀行さんやら保険屋さんやらが儲かって、さらに株価が上がる、っていうのはわかるんだけどね。含み損やら不良債権やらで、不当に利息を下げまくっている金融界だけど、そろそろ上げてくれるのかな?メディアが指摘するのは、「含み損で各社が苦しい模様」っていう同情ばかりで、「含み益で銀行ウハウハ、利息上げろマヌケが」っていう催促はないのかな?「儲かってますねえ〜。CMお願いしますよ〜」「うむ。その代わり、利息への言及は避けるように」「わかってますってぇ〜。部長も悪ですね〜」なんていう、悪代官ゴッコはやってないよね???
 なんにせよ、凄い時代になったものだよね。今や携帯で、株式取引ができる時代ですからね。仕事の合間に携帯で月収を稼ぎ、子供まで携帯で勉強と称して株式投資。「喫茶店でバイトするウエイターが、僕の年収より、遥かな資産を株式で稼ぎ上げていた」なんて歴史がありましたよね。偉大なる超大国、世界の警察 United States Of Americaにおいてね。そのあと?そのあとは、ウォール街の悪夢から始まって、原爆投下で締めました。ハッピーエンドでした。アメリカ、バンザイ!