ネタ不足ってことで…

 ホント、プログラムがヤバくて、不本意ながら忙しい。論理的に矛盾を抱える追加要項が、お構いなしに雪崩の如く押し寄せてくるので、「終わるか!バカ!」って感じです…。今年J1から、ぶっちぎりのJ2降格を果たした『ヴィッセル神戸』から放出され、J2で低空飛行を続けて大量解雇が発表されている『FC横浜』からレンタルをされた『カズ』の名前を連呼する『地球一のサッカー』すら、ちゃんと見たくない見られない始末。
 そんな中、12月は暇らしいAlexさんから『靖国ネタ』を振られたようなので、コメントで返さず、ダラダラ書きます。僕も12月ヒマヒマライフを送りたかった。毎日毎日、毛布に包まって、プルプル震えていたかったのに!ちくしょう!まあ、愚痴を言うのはこのぐらいにしておきます…。
 さて、主にというか、特定アジアの中・韓・北朝ぐらいしか、『靖国参拝』に対して、不快感を表明してくる国はないと言ってもいいだろう。ましてや、ヒステリックに国民を煽る必要性がある国なんて、『特定アジア』スリーアミーゴーズぐらいなモンである。
 多くのコメンテーターや評論家、またはブログなどでも多く見られるのが、『靖国参拝』の「国内問題のスケープゴートとしての反日意識向上」または「対日外交へのカード」としての位置づけである。現に、中・韓は、『靖国参拝』反対を謳い、誹謗中傷を織り交ぜながら「友好への障害となっている」といったお決まりの文言を繰り返して会談などを拒絶するが、韓国は支持率の低迷から封印しかけた『反日キャンペーン』を復活・加速させ、国際法無視の『竹島占領』でも優位に立つ為の小道具とするのだろう。もちろん、中国は『春暁石油ガス田開発』等の石油開発問題だけでなく、国内の資本格差や政府への不満に対するガス抜き、未来の資源競争や『尖閣諸島の領有権』などのイニシアティブを取らなければならない。
 結局、『靖国参拝』反対を発端として、旧日本軍(凶悪に脚色された)を現政府の手先の如く非難し、戦後からなぜか年々増加する被害報告を発表する。そして、「我々は賠償放棄したんだから(援助金授与は、ほとんど公開してない)、誠意を見せるべきじゃないの?」というメッセージを世界中に暗に発信している。そんなどうでも良いメッセージは、イギリスでは逆に批判され、アメリカには大半が無視されている(朝日新聞記者によるニューヨークタイムズ記事は別として)。逆に、中国経済に擦り寄っているドイツは、中国寄りのコメントが多い(ナチスはドイツ人に非ず。旧日本軍は日本人なり)。当然、共産パイオニアのロシアは、『北方領土問題』を忘却して中国侵略を非難しに来日したりします(その後、日本企業に媚びへつらいながら「ロシアで事業を!」って挨拶回りに行きます)。
 とにかく、『靖国参拝』は優秀なソフトなのでしょうね。なにより、彼等が作ったソフトではなく、朝日新聞が日本に広めたものですから。「自分達自身で、悪い事って言い出したんじゃん!」ってなモンでしょう。『南京大虐殺』すら、『事実』とか書いちゃうしね…。そのくせ、社旗は、まるで『旭日旗』…。
 そして、『A級戦犯』合祀をやめても『靖国』廃止を迫ってくるなり、他の粗悪な言い掛かり外交カードを使うんでしょうね。何もしなくたって、朝日さんにお願いすれば、「さあ、皆で謝りましょう!」ってネタを用意してくれますから。罪悪教育は、朝日にお任せ、「我々日本人は、60年たっても日本の過ちを忘れてはいけません。弊社は、旧日本軍の巾着報道を行って、国民を扇動したのは忘れましたけど」ってな感じで…。
 一方、小泉政権は、「冷静に」って事で流す、と。特定アジア如きは、相手にするに当らないのか、こじれるのを嫌がっているだけか。それとも、外圧によって高まるナショナリズムから、高い支持を取り付けたいのか。
 いずれにしろ、小泉総理の『靖国参拝』と一連の動きがもたらしたのは、タカ派の急増,ちょっと前には、極少数だった『核保有支持者』の増大,『嫌韓』・『嫌中』の増加,なにより、「日本が何も言えないのは、軍隊を持っていないからだ」なんてコメンテーターが登場し始めて来るほど、軍事力肯定論が出回ってきたように感じます。まあ、「アフリカの債務を放棄すべきだ」なんて欧州にも言われたりしてりゃ、軍事力を外交力の最たる要素としてみなさなきゃならんのですかね…。